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『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』(ファイアーエムブレム せいせんのけいふ)は、ファイアーエムブレムシリーズの4作目に当たる作品で、1996年5月14日に任天堂よりスーパーファミコン用ソフトとして発売された。また、バーチャルコンソールでも2007年1月30日よりWii向けに、2013年4月27日よりWii U向けに配信されている。 == 概要 == シリーズ第4作目にして世界観を完全に一新し、シリーズの新たな境地を見せた意欲作。「聖戦」と呼ばれる戦争によって平和がもたらされたという伝説の残るユグドラル大陸が物語の舞台。前作『ファイアーエムブレム 紋章の謎』と同じ二部構成だが、自国の平和や他国への侵攻を望むさまざまな国家(宗教組織を含む)が密接に関わり合い、国同士の間で起こる戦争が物語の中心となっている。悲劇的な展開も特徴で、開発者は本作の製作における趣旨について「戦争の悲惨さを伝えること」を挙げている〔アスキー『ファイアーエムブレム聖戦の系譜ファンSpecial』〕。 また、ファイアーエムブレムやマムクートなど、それまでのシリーズに欠かせない存在だったキーファクターはほとんど登場しない。炎の紋章は、話の根幹に関わる公家の家紋としてのみ設定され、本作全体に及ぶ題名との関連性は前作に比べ薄まっている。 ゲームシステムも前作から大きな変更がされており、スキルシステムや三すくみに騎馬ユニットの再移動など、後のシリーズにも受け継がれているシステムも多い。一方、広大なマップの中の各地を転々とする戦闘マップや、プレイヤーの操るユニットの少数精鋭で偏った構成、代替わりによる能力の継承、癖のある確率計算、恋愛システム、武器ごとの熟練度など、本作ならではの要素も多く含まれている。 主要な登場人物や伝説のアイテムの多くは、北欧神話・ケルト神話をはじめとする各地の伝承に由来している。また、マップ上においては十数人で戦っている印象を受けるが、開発陣によるとそれなりの勢力に見合った兵力同士が戦っているとのこと。序章にキュアンが援軍として登場する際も数百の兵を従えており、フィンも大勢いるレンスターの騎士の1人に過ぎないという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fire Emblem: Genealogy of the Holy War 」があります。 スポンサード リンク
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